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日本人はお金の知識(ファイナンシャルリテラシー)がないと言われます。確かに、経済学部を卒業し、証券会社で働きながら、独自に保険や不動産投資を研究してきた私の目から見るとあまりに周りの人たちのお金の知識がないことに驚きます。一方で、そんな人たちは、ホントはお金の知識を身に着けたいと言います。でも、どう学べばいいかわからないと…。そんな人たちのために、さまざまな切り口でお金の知識を提供し、少しでも賢くお得に生きてもらおうというのがこのブログの目的です。

知って得する!手持ちの外貨を海外で使う方法

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外貨預金口座などにある外貨預金を、海外の旅行先での支払いに充てられるサービスをご存知でしょうか?

外貨預金口座などの外貨預金を海外の支払いに充てられるなら、事前に好きなタイミングで円を外貨にしておけば、旅行中の為替変動を気にしなくてすみます。

また、円高によって含み損になってしまった外貨も、海外旅行で気兼ねなく使うことができます。

さらに、一般的なカード決済と比べても全般に手数料が安いなど、たくさんのメリットがあります。

どのようなカードがそのように利用できるかを知って、お得に海外で外貨預金口座の外貨預金を利用しましょう。

口座に持つ外貨で海外支払いに充てられる主なカード

ソニーバンク・ウォレット 【ソニー銀行

カードの方式 デビットカード
口座の種類 外貨普通預金口座
対象外貨 米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル
スイスフラン香港ドルなど10外貨
為替手数料
(片道、通常時)
米ドル15銭、ユーロ15銭、豪ドル45銭など
年会費 無料
特徴 残高が足りない時は円預金から自動両替し、
事務手数料なしで決済可能

ソニー銀行が2016年1月4日から発行しているソニーバンク・ウォレットは、デビット式のカードです。

たとえば、米国で買い物をしてカードで支払うと、代金が即時に日本にあるドル建ての普通預金口座から直接引き落とされます。

対象の通貨は、米ドルに加えて、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルなど合計10外貨で、これだけ多種の外貨預金口座を対象にしたカードは、国内初とされています。

もし、対象外貨預金の残高が不足していても、円預金口座に残高があれば、自動で外貨に換えて決済します。

ソニーバンク・ウォレットの手数料

手数料も安く設定されています。

一般的なクレジットカードで海外で買い物をすると、通常、国際ブランド会社に情報が届いた時の為替レートに事務手数料を加えた額が請求されます。

手数料率は、通常1.6%程度ですが、ソニー銀行の外貨口座からの引き落としでは手数料がかかりません

ソニー銀行は、もともと為替手数料が安く、ドルやユーロで片道15銭です。

大手銀行では1円以上かかることを考えれば、かなり安いと言えます。

そのため、運用目的で外貨預金を持つ人が多くいますが、円高になれば含み損を抱えることになります。

その場合には、ソニーバンク・ウォレットを利用して、外貨建てのまま海外旅行などで決済資金として使えば、痛手を抑えることができるでしょう。

SBIカード 【住信SBIネット銀行

カードの方式 クレジットカード
口座の種類 外貨普通預金口座
対象外貨 米ドル
為替手数料
(片道、通常時)
米ドル15銭
年会費 初年度無料
次年度972円(年10万円以上の利用で無料)
特徴 ドルで払いたい分を事後的に指定
ドル決済にもポイントがつく

住信SBIネット銀行系列のクレジットカードSBIカードにも、手持ちの外貨を支払いに充てられる機能があります。

ドル建て普通預金口座から引き落とすことができ、事務手数料もかかりません。

渡航先でドルで買い物をした場合、帰国後にドル預金口座からどの支払い分を支払うかを決めて、サイト上で指定します。

指定しない分は、通常のカードと同様に、円預金から引き落とされます。

マネパカード 【マネーパートナーズ】

カードの方式 プリペイドカード
口座の種類 FX口座
対象外貨 米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル
為替手数料
(片道、通常時)
一律20銭
年会費 無料
特徴 FX口座の外貨をカード口座へ振り替え、
入金した分だけ利用できる

マネーパートナーズのマネパカードは、事前入金のプリペイドカードです。

マネーパートナーズのFX口座にある外貨を、カードへ入金できるサービス2015年6月から始めました。

対象は、米ドル、ユーロなど5外貨です。

FX取引をしない人でも口座を作れば利用できます。

利用時の注意点

上記のソニーバンク・ウォレット、SBIカード、マネパカードの3つのカードはいずれも、VISAかマスターカードという国際ブランド会社と提携しています。

加盟店であれば、外貨預金やFX口座の対象外の通貨であっても、支払いに利用することができます。

ただし、その場合、通常のカード決済の仕組みが適用されます。

そのため、事前にレートを固定できる、事務手数料がかからないとメリットは享受できません。

旅行先に応じて使いこなす工夫が必要となります。