It's マネーハック !

日本人はお金の知識(ファイナンシャルリテラシー)がないと言われます。確かに、経済学部を卒業し、証券会社で働きながら、独自に保険や不動産投資を研究してきた私の目から見るとあまりに周りの人たちのお金の知識がないことに驚きます。一方で、そんな人たちは、ホントはお金の知識を身に着けたいと言います。でも、どう学べばいいかわからないと…。そんな人たちのために、さまざまな切り口でお金の知識を提供し、少しでも賢くお得に生きてもらおうというのがこのブログの目的です。

住宅ローンを借りるとき、借り換えるときに便利なサービス

住宅ローンを新たに借りるときや、今の住宅ローンからの借り換えを検討するときに、便利なサービスを紹介します。

住宅ローンは、選ぶ商品によって総返済額が大きく変わりますので、比較して選ぶことが重要になります。

借り換え検討時の注意点

住宅ローンの借り換えの場合には、銀行に支払う事務手数料が重要です。

例えば、残高に対し2%の事務手数料がかかるとすると、残高が約3000万円の場合、60万円が必要となります。

いくら借り換えによって金利が低くなり、月々の返済額が少なくなったとしても、事務手数料を考慮すると、実質的な借り換えメリットがないということもあります。

事務手数料の内訳には、完済手数料、事務手数料、保証料、免許登録税、印紙代…などがあります。

マイナス金利によって、住宅ローンの金利は低下しており、金利低下による恩恵は確かに大きいです。

しかし、事務手数料の存在により、借り換えの利用者は表面金利だけ見ても損得がよくわかりません。

借り換えても事務手数料などの諸費用で相殺されてしまい、借り換えのメリットがない人も少なくありません。

付随経費を入れた諸費用込みの総支払額を今の住宅ローンの総支払額と比較する必要があります。

しかし、この事務手数料は、複雑で積算の根拠はブラックボックスとなっています。

ローンの残額や返済期間も人それぞれのため、インターネットの比較サイトなどで計算するのはとても難しいです。

こうした情報格差を埋めようとして登場したのが、MFSのモゲチェックです。

事務手数料は銀行の戦略次第

このような事務手数料ですが、残念ながら、

  • 金利を低く見せて手数料などの諸費用で稼ぐか
  • 手数料を抑えて金利で稼ぐか

は各銀行の営業戦略次第で、一般の利用者ではどうしようもありません。

例えば、表面金利に0.2%程度を上乗せする保証料が不要としている銀行がありますが、同額相当の事務手数料がかかれば実質的な利用者の負担は変わりません。

保証料なら前倒し返済をすることで一部が戻る例もありますが、還元率などもまちまちで非常にわかりにくくなっています。

銀行にとっては、超低金利下でも、住宅ローンは貸倒率が0.2%前後と非常に低く、万が一の場合でも、抵当権の設定で回収できるため、積極的に取り組んでいます。

モゲチェック

サービス開始 2015年8月
対象OS iOS、アンドロイド
利用料金 無料
試算対象の住宅ローン数 全国120銀行の1,000本以上
直接ローンを申し込める金融機関 楽天銀行
住信SBIネット銀行
ソニー銀行
イオン銀行

住宅ローンの情報を提供するMFS(東京都千代田区)が運営するスマートフォンアプリモゲチェックは借り換えの効果や有利な借り換え先が手軽にわかるアプリです。

住宅ローンを借り換えれば返済の負担が軽くなのに、実際に借り換えていない人が多い理由として、返済額がどのくらい減るのかすぐにわかりにくいという点がありますが、そのような点を解決するのが、このアプリです。

アプリの画面上で、現行の住宅ローンの残高や金利金利のタイプなどを入力すると、他の住宅ローンへ借り換えた場合に、最大でいくら返済額が減るのかが示されます。

借り換えの効果は人によって異なりますが、2人に1人が総返済額を100万円以上減らせると言われることもあります。

大手銀行からインターネット銀行まで全国120の金融機関が扱う1,000以上の住宅ローンの中から有利な商品をランキング形式で示すこともできます。

試算には、金利のほか手数料などの諸費用が反映され、金利などの情報は毎月更新されています。

金利の変動による返済額の変化をグラフで示す機能や、アプリから提携先の銀行に借り換えを申し込む機能もあります。

住宅ローンの借り換えは資料をそろえるのに手間がかかりますが、アプリで目星をつければ、効率よく借り換えが進められます。

ワッツマネー

金融ベンチャーワッツマネー(東京・千代田区)が立ち上げた住宅ローンの比較・検索サイトです。

ワッツマネーの特徴

特徴的なのは、大手銀行や地方銀行など全国753の金融機関が扱う16,600の住宅ローンが対象になっていることです。

このように1万以上の商品から探せるサイトは国内では初めてと言われています。

ワッツマネーの画面上で、借入金額や返済期間、物件の所在地などを入力すると、総返済額の低い順に表示されます。

つまり、ネットで手軽に最安の住宅ローンを探せるサービスです。

利用者は最適な商品を探して、実際に審査を申し込むことができます。

利用は無料で、ワッツマネーは送客に応じて金融機関から手数料を受け取ります。

借り換えにも対応

ワッツマネーのサイトでは、新規だけでなく、借り換えにも対応しています。

今後は、ある金融機関に仮審査を申し込んだ顧客に対して、他の金融機関がより良い条件を提示できるような機能も設ける予定とのことです。