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日本人はお金の知識(ファイナンシャルリテラシー)がないと言われます。確かに、経済学部を卒業し、証券会社で働きながら、独自に保険や不動産投資を研究してきた私の目から見るとあまりに周りの人たちのお金の知識がないことに驚きます。一方で、そんな人たちは、ホントはお金の知識を身に着けたいと言います。でも、どう学べばいいかわからないと…。そんな人たちのために、さまざまな切り口でお金の知識を提供し、少しでも賢くお得に生きてもらおうというのがこのブログの目的です。

意外と知らない?生命保険の保険料の決まり方

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生命保険は高額な買い物とよく言われます。

ただ、その高額な生命保険の保険料がどのようにして決まり、保険会社がどこから利益を得ているかをご存知でない人が多いようです。

生命保険の保険料の決まり方について解説します。

生命保険の保険料の決まり方

生命保険の保険料は、商品の保障内容やなどによって大きく異なります。

生命保険は、高額な買い物なだけに、保険にどのようなコストがかかっているかを理解して、納得できる商品を選ぶようにしましょう。

純保険料と付加保険料

保険会社は、保険料を決めるにあたり、契約者に将来支払う必要がある保険金や給付金、満期返戻金といったお金と保険会社の運営にかかる経費などの両方を保険料でまかなえるように設計します。

実際に支払う保険料のうち、将来契約者がもらえるお金に相当する部分を純保険料、保険会社の経費に相当する部分を付加保険料と呼びます。

生保の三利源(危険差、利差、費差)

保険金や給付金、返戻金など契約者への将来の支払いに備えるために必要な額は、死亡する人などの割合である予定死亡率、受け取った保険料を運用する際の予定利率の2つをもとに計算します。

経費は、新規契約の取得のほか、既存の契約の維持・管理、集金などに必要な費用の見込みを予定事業費率をもとに計算します。

そこから保険料が算出されます。

見込みの利率と実際にかかった支払いや経費には差が出ます。

保険金の支払いなどが滞らないよう多めに見込まれているためです。

予定死亡率と実際の支払額との差は危険(死)差、予定利率と実際の運用収益率の差は利差、予定事業費率とかかった経費の差は費差と言い、生保の三利源と言います。

三利源の剰余金は、契約者に配当として返されるほか、配当がない分、保険料を安く抑えた商品もあります。

保険会社の多くは、三利源を開示しているので、見比べてみるとよいでしょう。